中小企業お役立ち大百科

クラウドファンディング

 クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、インターネットを通じて不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを言います。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
 クラウドファンディングは防災や市民ジャーナリズム、ファンによるアーティストの支援、政治活動、ベンチャー企業への出資、映画、フリーソフトウエアの開発、発明品の開発、個人・事業会社・プロジェクトへの貸付など、幅広い分野への出資に活用されています。
 クラウドファンディングは多くの投資家から株式を募集することによる企業の資金調達の手段としても注目されています。
 クラウドファンディングは、特定のプロジェクトまたはベンチャーの資金調達をするために、人々から少額の寄付を通して出資を集めるというこのコンセプトの応用です。
 クラウドファンディングのモデルは必然的に多様な関係者を伴います。その中に出資されるアイディアやプロジェクトを提案する人々や組織、その提案を支持する「群衆」も含まれています。なお、クラウドファンディングはプロジェクトを首唱者と「群衆」を引き合わせる組織によって成り立っています。
 一般に製品開発やイベントの開催には多額の資金が必要ですが、クラウドファンディングでは、インターネットを通じて不特定多数の人々に比較的少額の資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクトを実行することで、資金調達のリスクを低減することが可能になります。米国では盛んにおこなわれています。
 日本では、第2次安倍内閣で策定された政策に沿って、リスクマネーの供給強化の手段の1つとしてクラウドファンディングの活用する施策が掲げられており、規制を緩和する金融商品取引法などの改正案が平成26年5月23日に国会で可決成立しました。

  • ●クラウドファンディング業務に対する自主規制は以下の通りです。
    • 株式型は日本証券業協会(株式投資型クラウドファンディング業務に関する規制)
    • ファンド型は第二種金融商品取引業協会(電子申込型電子募集取扱業等に関する規制)
    • 購入型・寄付型は規制無し(2016年7月末現在)
  • ●クラウドファンディングは資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって以下の3種類型に大別されます。
    • 金銭的リターンのない【寄付型】
    • 金銭的リターンが伴う【投資型】
    • プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う【購入型】
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