中小企業お役立ち大百科

港区創業アドバイザー派遣制度

 港区の窓口には毎年300人前後の方が創業の相談に来庁されます。勿論、港区内で創業することを計画されている、又はすでに創業している方たちです。その多くが融資申し込みを目的としており、その半数程度が実際に融資斡旋申込みを行っています。創業支援融資あっせん制度を活用するためには、港区指定の「創業計画書」を、港区が指定した中小企業診断士の指導の下に作成しなければなりません。平均で4回程度区役所に通っていただき、1か月から1カ月半くらいの時間がかかります。通常は、港区役所産業振興課に勤務する商工相談員(全員中小企業診断士)がその指導を行うのですが、仕事の関係などで区役所に通う時間が確保できない方のために、「港区創業アドバイザー派遣制度」が用意されています。

 港区創業アドバイザー制度は、創業計画書作成支援を目的として、港区産業振興課が外部委託している「NPOみなと経営支援」に所属する中小企業診断士を派遣する制度です。回数は3回までで、もちろん無料です。派遣される中小企業診断士は港区の創業計画書作成に精通しているだけでなく、創業や会社経営のノウハウなどにも詳しく、きっとあなたの良き相談者になってくれるはずです。創業アドバイザー派遣をきっかけに、その後もずっと顧問コンサルタントとしてお付き合いしている診断士もいるくらいです。

 港区創業アドバイザー派遣を利用するためには、一度区役所にいらしていただきます。そこで、港区が規定する創業者に該当するかどうかの確認を受けていただき、創業者に該当することが確認できれば、創業アドバイザーを申し込むことができます。登録された中小企業診断士は総勢約120名で、税理士や社会保険労務士、中には弁護士といった資格を併せ持つメンバーもいます。また、様々な業種、職種の経験者が揃っていますので、あなたが創業しようとする事業に詳しい診断士がいれば、その中小企業診断士を希望することも可能です。

 なお、港区指定の創業計画書の作成は、特定創業支援事業の認定を受けるときや、港区の創業者を対象とした賃料補助制度申込にも必要ですが、この両制度を利用する場合にも、創業アドバイザー制度を活用することが可能です。

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