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港区にゆかりのある新札の三人〜福澤諭吉、樋口一葉、野口英世〜
2004(平成16)年11月1日にお目見えしたばかりの新しいお札。一万円札の福澤諭吉は変わりませんが、戦後、日本の紙幣に女性が登場するのは初めてという小説家の樋口一葉が五千円札に、アフリカなどで黄熱病研究に尽力した細菌学者の野口英世が千円札に採用されました。

ところで、この三人は港区と浅からぬ縁があり、区内の各地に足跡を残しています。
 
福澤諭吉と港区
諭吉は、言うまでもなく港区三田に本部キャンパスがある慶應義塾大学の創始者。

1858(安政5)年に築地鉄砲洲で開塾した慶應義塾の前身は、その後1868(慶應4)年に芝新銭座(現港区浜松町)に移りました。現在、旧港区立神明小学校跡地に、学塾跡の記念碑があります。

また諭吉の墓も港区元麻布にある善福寺にあります。
諭吉が北里柴三郎のために、わが国初の伝染病研究所(現東京大学医科学研究所:港区白金台)を設立した場所も港区芝公園でした。

福澤諭吉については、
慶応義塾のホームページをご覧ください。
http://www.keio.ac.jp

学塾跡の碑
学塾跡の碑
麻布 善福寺:諭吉の墓がある
麻布 善福寺:諭吉の墓がある
●慶應義塾三田キャンパスでは、新一万円札の2号券と
前回(昭和59年)発行の一万円札2号券と合わせて
記念展示が行なわれます。
日時/平成16年11月4日(木)9:30〜16:00、5日(金)9:00〜16:00
場所/慶應義塾三田キャンパス 図書館旧館展示室(港区三田2−15−45)
 
樋口一葉と港区
一葉は生涯に何度も転居を繰り返しましたが、幼児期に麻布区三河台町(現港区六本木)、16〜17歳の頃には芝区高輪北町(現港区高輪)と芝区西応寺町(現港区芝)にあった次兄の借家に身を寄せていました。また、そこで書いた日記が、当時の人気作家 半井桃水(なからいとうすい)に認められました。

作家を志し始めた19歳(1891年)の頃には、師と仰いだ桃水が住んでいた芝区南佐久間町(現港区西新橋)に、足繁く通い小説の書き方を習いに来ていたといいます。そして桃水からもらった原稿料で、下谷の竜泉(現台東区竜泉)に家を借り、雑貨屋を開店しました。

樋口一葉については、台東区『樋口一葉記念館』をご覧ください。
http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/
●台東区立『一葉記念館』では新札発行記念特別展『一葉と龍泉寺町〜たけくらべの舞台〜』を開催中です。
日時/〜2004年12月23日(祝)、9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日/月曜日(祝日と重なる場合は翌日)、12月29日〜1s月3日
場所/台東区立『一葉記念館』(台東区竜泉3−18−4 電話03-3873-0004)
 
野口英世と港区
歯科医学教育発祥之地の碑
歯科医学教育発祥之地の碑
英世がふるさとの猪苗代町から上京後、英世の才能を見いだした高山歯科医学院(現東京歯科大学)の血脇守之助(後の学院長)を頼って寄宿したのが、学院のあった芝区伊皿子町(現港区高輪)です。高輪1丁目交差点には、『歯科医学教育発祥之地』の記念碑が残っています。

その後、芝公園の御成門脇(現港区芝公園)にあった伝染病研究所(現東京大学医科学研究所:港区白金台)で学ぶなど、英世の国内での研究拠点の多くが港区内にありました。

野口英世については、『野口英世記念館』をご覧ください。
http://www.noguchihideyo.or.jp

●『野口英世記念館』では『新札発行記念特別展』(〜2004年11月24日まで)を開催中です。
野口英世記念館開館時間/11月〜3月 9:00〜16:15、4月〜10月 8:30〜17:00
※入場は閉館15分前まで
休館日/年末年始(12/29〜1/3) ※平成16年12月13日〜12月17日は臨時休館
場所/『野口英世記念館』(福島県弥麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81 電話0242-65-2319)
 
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