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| ◆明治神宮外苑◆ |
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青山界隈で紅葉を楽しむといえば、まず思い出されるのが「明治神宮外苑」の美しいイチョウ並木です。「明治神宮外苑」は、創建から終戦までは国の施設でしたが、戦争が終わった後は原宿駅前にある明治神宮の外苑として、大正15(1926)年に明治神宮に奉納されました。明治時代は青山練兵場として使われ、明治天皇のご大葬の儀も執り行われた広大な敷地は、総面積約30万平方メートル。現在は、練兵場跡地に出来た「聖徳記念絵画館」を中心に、野球場やテニスコートなどの各種スポーツ施設が完備され、心身ともに健やかな青少年の育成を目指した公園として、多くの人々に愛されています。
この「明治神宮外苑」は、ちょうど新宿区と港区の区境に当たる場所。青山通り(国道246号)に面した入口から、イチョウ並木を抜けて、絵画館の前にある噴水の辺りまでが港区となります。
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| ◆神宮外苑イチョウ並木◆ |
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イチョウ並木に入ってすぐ右手に立っている、大きな石碑。これは「明治神宮外苑之記」です。国の資金によって造営された「明治神宮(内苑)」に対し、この外苑は民間の有志が中心となって、国民の寄付金を募って作られた公園です。このような外苑造成の由来について書かれた碑が、この「明治神宮外苑之記」です。
11月後半のイチョウ並木は、黄葉は七分くらいですが、辺りに濃厚な銀杏の香りを漂わせています。絵画館の前まで続く並木の長さは、約300m。146本のイチョウが、ほぼ9m間隔で植えられ、黄色に染まったトンネルの中を歩いていくような、独特の景観を作り出しています。この美しいイチョウは、もともと代々木の宮内省豊島御料地内の苗圃で、樹高が6mくらいに成長していた1600本のなかから選ばれ、年々樹形を整えたものを植栽したものです。それだけに、木々の織りなす美観は格別です。
まっすぐ続く並木道の向こうに見える、絵画館に向かって歩いて行くと、1枚の絵画のように美しい風景です。実は実際に絵画と同じ手法を用いて造られています。絵画館に向かって、木の高さとゆっくりと下る道の勾配を計算し、遠近法に基づいてイチョウが植えられているのです。美観を重んじた、この造園を手がけたのは、日本の近代造園の師と呼ばれた折下吉延博士です。この外苑造成の主任技師として、度々欧米の庭園を視察していたそうです。
現在も、この美しいイチョウ並木の美観を保つため、4年に一度、葉が落ちる1〜3月の間に、三角すいの形に樹形を整える作業が行われています。
絵画館の前にて、反対側に渡りUターンするとここからはちょうど広々と開けた空と、イチョウの美観とのコントラストが美しいエリアです。
四季の移ろいと共に、緑から黄色に色を変えるイチョウは、それぞれの味わいがあり、家族連れや犬の散歩など、たくさんの人々が「明治神宮外苑」に足を運び、それぞれの憩いのひと時を過ごしている姿が見られます。特に、このイチョウが色づく秋の季節は、袋を持って銀杏拾いに興じる人や、美しい風景を永遠にとどめようと、あちらこちらでシャッターを切るフォトグラファーの姿も見ることができます。ひらひらとイチョウの葉が舞い降りてくる中、枯葉をさくさくと踏みながらの散歩は、秋ならではの味わいです。年々、黄葉の時期が遅くなっていますが12月に入れば、より黄色味を増した葉が風に舞い散り、歩道やベンチの降り積もる様子が見られます。
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| 外苑が出来た由来について記された「明治神宮外苑之記」 |
うっすらと黄色く染まり始めたイチョウ並木(2006.11.24
現在) |
並木道の辺りには香ばしい銀杏の匂いが立ち込めている |
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| 遠近法に基づいて植えられたいちょう並木 |
歩道を覆うほど積もるいちょうの黄葉(2005.12.7撮影) |
黄葉はベンチにも降り積もる(2005.12.7撮影) |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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毎年11月下旬〜12月上旬に開催される「神宮外苑いちょう祭り」。絵画館前の野球場に全国各地より自慢の味や物品を販売するテントが並び賑わいます。
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| たくさんのテントが並ぶいちょう祭り |
日本全国からの自慢の味が味わえる |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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