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| ◆芝公園◆ |
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港区のほぼ真ん中に位置し、23区の中でも有数の緑を誇る、敷地面積約12万2500平方メートルの「芝公園」は、日本でもっとも古い公園のひとつです。
1873(明治6)年、オランダ人教師として日本で薬学を教えていた軍医ボードウィン氏の意見に従って、明治政府は都内に公園の設立を決意、現在の「芝公園」である増上寺の境内をはじめ、上野、浅草、深川、飛鳥山が日本最初の公園に指定され、以後の公園作りのさきがけとなりました。「芝公園」の敷地は、設立当初は増上寺の境内を含む広い公園でしたが、戦後の政教分離政策により境内の部分が除かれて大幅に縮小し、増上寺を取り囲むように環状に整備された緑のエリアとなりました。
東京タワー前から増上寺方面へ、坂を下ってすぐ右手は19号地です。ここは美しいもみじで有名なエリアです。現在東京タワーが建っているあたりは、かつての金地院境内だったところで、2代将軍徳川秀忠が江戸城紅葉山から楓の木を移植したことから「紅葉山」と呼ばれていました。この19号地には「もみじ谷」と呼ばれる起伏に富んだ渓流が作られており、せせらぎの奥には「もみじの滝」があります。例年11月末頃には、一面赤く染まった紅葉でいっぱいになる季節感溢れる場所です。
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| 東京タワーのすぐ下にある、うっそうとした「もみじ谷」の渓流 |
うっすらと赤く色づき始めた紅葉も(2006.11月上旬現在) |
せせらぎの音を響かせて流れ落ちる「もみじの滝」 |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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もみじ谷を出て、御成門方面へ道なりに進んで行くと道がゆるやかに曲がった先の4号地に、レンガ色の建物が見えてきました。これが、1984(昭和54)年に港区政30周年記念事業として開設された、「みなと図書館」です。 建物の奥にある広場は児童遊園になっており、奥には黄色く衣替えしたイチョウの木も見られます。広場中央には「こども平和像」と名づけられた大きなモニュメントが、東側には佛子泰夫氏による「伸びゆく子供像」など、子供たちが健やかに育つよう願いが込められたエリアとなっています。 |
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| イチョウの下で子供たちがのびのびと遊べる児童遊園 |
色づいたイチョウの木の下には、たくさんの銀杏の実が |
平和のシンボル、鳩が羽ばたく姿が見られる「こども平和像」 |
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| 無邪気にボールで遊ぶ子供たちがモチーフの「伸びゆく子供像」 |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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4号地の広場からは東京タワーが良く見えます。
この広場はテレビや映画のロケーションポイントとしても有名な場所。昼夜を問わず、さまざまな作品の印象的なシーンとして登場しています。 |
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御成門駅前から、日比谷通りを増上寺に向かうと「みなと図書館」の向かい側に、地名の由来となった「御成門」が残っています。元々は増上寺の裏門として造られましたが、将軍が参詣する際によく用いられたため「御成門」の名がついたのだそうです。当初は現在の御成門交差点にありましたが、明治期にこの場所に移設されてから、関東大震災や太平洋戦争からも難を逃れ、今日まで歴史の重みを伝えてくれています。
東京プリンスホテル前の横断歩道を渡ると、北村西望氏の手による「平和の女神像」が出迎える「港区役所」があります。区役所入口脇には通称「浅岡飯たきの井」と呼ばれる遺跡があります。 浅岡とは、仙台藩伊達家三代目綱宗の側室である浅岡の局のことです。かつてこの辺りにあり、伊達家の仕度所としても使われていた良源院(増上寺子院)において、万治3(1660)年、伊達騒動が起こった際に、後の四代目伊達綱村である実子、亀千代を毒殺の危険から守ろうと、浅岡の局がこの井戸の水を汲んで食事を作った、と伝えられているそうです。
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| 今も残る、地名の由来になった「御成門」 |
港区役所前にある、天に向かって手を差し伸べた「平和の女神像」 |
母親の子供に対する愛を感じる史跡「浅岡飯炊きの井」 |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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日比谷通りに沿って10号地に進みます。ここには、黒船に乗って日本に開国を迫った「ペルリ提督像」や、万延元(1860)年、日米趣向通商条約の批准書交換を行うため、アメリカに向けて出向した遣米使節を記念した「万延元年遣米使節記念碑」が建つなど、日本が海外に向けて漕ぎ出した時期にまつわる史跡が残されています。
少し戻って日比谷通りを反対側に渡り、赤い大きな三門が迫力のある「増上寺」の前を左に行くと、美しく修復された「旧台徳院霊廟惣門」が見えてきす。
門をくぐって入っていくとまだ新しい公園があります。この「芝生広場」にはたくさんのバラが植えられていて、少し高台になった抜けの良い眺めが美しい広場からは、東京タワーが大きく伸びる姿が見られます。
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| 黒船で浦賀湾に来航し日本に開国を要求した「ペルリ提督」像 |
本を広げたような形をした「万延元年遣米使節記念碑」 |
修復され、美しくよみがえった「旧台徳院霊廟惣門」 |
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| 真新しい「芝生公園」の抜けた空の向こうに見える「東京タワー」 |
芝生の周りには、様々な種類のバラが植えられている |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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日比谷通りに戻って、「旧台徳院霊廟惣門」から少し先が「芝東照宮」です。ここには三代将軍徳川家光が植えたとされる、樹齢300年余と言われるイチョウの大木があります。東京都の木としても親しまれる、高さ約25.5mのイチョウが一面に黄色い葉をつける姿は、秋のひと時にしか見られない貴重なひとコマです。 |
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| 徳川家康公を祀った歴史のある神社「芝東照宮」 |
三代将軍徳川家光が植えたとされている「芝東照宮の大イチョウ」 |
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| ※上記写真をクリックすると大きな写真がみられます。 |
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| ●所在地 |
港区芝公園1〜4丁目付近 |
| ●交通 |
都営三田線「芝公園」駅、「御成門」駅より徒歩2分 |
| ◆お問い合わせ |
芝公園サービスセンター 電話03‐3431‐4359 |
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