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関東で多くの鉄道を経営し、“鉄道王”とも呼ばれた根津財閥の創始者、根津嘉一郎。青山と号して茶の湯を愛し、茶道具や東洋古美術の収集に力を入れた同氏の収集品を中心に、随時企画展や常設展を行う「根津美術館」は、1941(昭和16)年に開館しました。氏の邸宅だった広大な敷地の中には、7点の国宝、84点の重要文化財を含む約7000点もの美術品が所蔵される美術館と、約7000坪もの広さを持つ、自然の豊かさが息づく美しい庭園があり、必見の美術鑑賞スポットとしてだけでなく、青山散策の憩いの場として人々に愛されています。以前は荒れ野原であったこの場所を求めた氏は、数年がかりで造園し、この美観を造り上げました。
正面の門を抜けた先の美術館入口で入館料を払い、庭園に向かいましょう。館内には庭園の地図が入った美術館案内もありますので、書かれた案内番号に沿って歩いてみます。 |
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| ◆庭園入口〜弘仁亭・無事庵(こうにんてい・ぶじあん)〜東くまの◆ |
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| 庭園内を迷路のように続く遊歩道の至る所には、灯篭や石像が点々と置かれ、神秘的な雰囲気をかもし出しています。坂を下りていった先には、茶室「弘仁亭・無事庵」(こうにんてい・ぶじあん)がありました。目の前には広々とした池が広がっています。池を見ながら右に折れると、「東くまの」と名づけられた水場がありました。ここでは割った竹と石とを組み、水が流れてくる様子が楽しめます。 |
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| ◆八ツ橋の池〜ほたらか山◆ |
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| 池にかかる橋を渡ると、池の上にはカルガモが羽を休めていました。ここは「八ツ橋の池」と名づけられ、その名の通り八つの橋が掛けられているようです。渡りきった向こう岸にあるのが「ほたらか山」。両脇にユーモラスな表情の小さな石像が並ぶ小道を登っていくと、目の前に大きな仏像が庭を見下ろすように立っています。 |
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◆薬師堂〜一樹庵・披錦齋(いちじゅあん・ひきんさい)〜
斑鳩庵・清渓亭(いかるがあん・せいけいてい)◆ |
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| 「ほたらか山」を過ぎた突き当りに、石造りの五重塔を従えた「薬師堂」がありました。そのまままっすぐ歩いて行くと、左手には「一樹庵・披錦齋」(いちじゅあん・ひきんさい)と「斑鳩庵・清渓亭」(いかるがあん・せいけいてい)の二軒の茶室が。この辺りは、広めの歩道両脇に点々と置かれた、動物や人物など石像の種類も豊かで、目で追いながら歩くのも非常に楽しめます。「斑鳩庵・清渓亭」(いかるがあん・せいけいてい)の手前にある、両脇に石像のある小道の入口へ進みます。 |
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| ◆閑中庵・牛部屋(かんちゅうあん・うしべや)〜飛梅祠(ひばいし)◆ |
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小道を抜けて池を渡り、斜面を登っていくと目の前に四つ目の茶室「閑中庵・牛部屋」(かんちゅうあん・うしべや)がありました。ここは見晴らしも良く、天気が良いと水面に日の光がきらめく様子を愉しむことができます。
「閑中庵・牛部屋」(かんちゅうあん・うしべや)の前を右手に抜けて斜面を登り、美術館の右手にある広い道をまっすぐ歩いて行くと、大仏に入口を守られた「飛梅祠」(ひばいし)が見えてきました。この庭園で見た中で一番大きいのではないかと思うほど、冬の空に向かって伸びた大きな灯篭が立っており、鳥居の奥には菅原道真公を奉った天神様があります。 |
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| 入園料 |
一般 1000円 学生 700円
※お庭だけの利用でも入館料がかかりますので、ご了承ください。 |
| 開園時間 |
9:30〜16:30 ※入館は16:00までとなります。 |
| 休館日 |
月曜日 展示替期間中 年末年始 ※月曜祝日の場合は翌日休館 |
| 所在地 |
港区南青山6‐5‐1 |
| 交通 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5番出口より徒歩8分 |
| お問い合わせ |
根津美術館 電話03‐3400‐2536
http://www.nezu-muse.or.jp/ |
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平成18年5月8日より、根津美術館は約3年半休館し改築の作業を行います。
その間、館内、庭園内には立ち入りできません。
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