23区内で一番高い標高26mの愛宕山。その山頂にある「愛宕神社」は、木造の建物が密集していた当時の江戸を火事から守ろうと、火除けの神として祀られたのがそもそもの始まりだそうです。
愛宕通りから鳥居を抜けると、見上げるように急な石段「男坂」が上まで伸びています。かつて、増上寺を参拝した帰りにここを通りかかった三代将軍徳川家光が、山頂に咲く美しい梅の花に目をつけ、馬で取りに行くよう家臣に命じた所、怪我を恐れてか誰も動かない中、馬を駆り、見事梅を持ち帰ったのが曲垣平九郎(まがきへいくろう)で、それをきっかけに家光から日本一の馬術の名人と称され、可愛がられたことから、「出世の石段」とも呼ばれています。
石段を上がりきると、神秘的な雰囲気の真っ赤な鳥居が迎えてくれます。向かって左には、曲垣平九郎が手折ったと言われる「平九郎手折りの梅樹」も。右手には、児盤水(こばんすい)の滝という泉があります。
階段を登らなくても入り口の鳥居右手の愛宕神社参道や愛宕トンネル横のエレベーターを使用しても頂上へお参りが出来ますので、安心していらしてください。
|