カラフルな色使いとモダンなデザインが特徴の都営高輪アパート中央入り口には、「大石良雄等自刃ノ跡」と記された古い石碑が建っています。ここからまっすぐ奥に向かった突き当たりが、当時の「細川越中守邸跡」です。義士らを預かった大名家の跡の中で、ここ「大石良雄外十六人忠烈の跡」だけが唯一、義士が切腹した場所が明らかにされています。
大藩だった細川家は四家の中でも待遇が良かったとされ、切腹の申し渡しが出て、細川家臣から介錯人を出せとのお達しには、十七人の義士に対し十七人の介錯人を出し、切腹の時に庭に敷く畳も、他家が二枚だったのに対し三枚敷く事で、その忠に応えたといいます。 |