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「忠臣蔵」本所吉良邸討ち入り後の赤穂義士たちは…
事件から300余年を経た歴史舞台の今
観光モデルルート 事件から300余年を経た歴史舞台の今
泉岳寺
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1 泉岳寺
2 討ち入り後の赤穂義士の足取り
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本所吉良邸に討ち入り、主君浅野内匠頭の仇、吉良上野介の首級(しゅきゅう・討ち取った首)を上げた大石内蔵助以下46名の赤穂義士たちは、雪の舞う早暁の道を浅野家の菩提寺である高輪泉岳寺に向かいました。
元禄15(1702)年、12月15日未明。主君の墓前に吉良の首級を供え、自らの処分を待つ身になった義士たちのその後は。事件から300余年を経た歴史舞台の今を訪ねます。
泉岳寺
◆泉岳寺中門〜大石内蔵助良雄(おおいしくらのすけよしたか)像◆

ここ泉岳寺は古くからの浅野家の菩提寺で、浅野内匠頭と義士らが眠っています。入り口を守る「中門」は天保7 (1836) 年に建てられた後、昭和7年に大修理された総けやき造りです。門を抜けると義士にまつわる様々なグッズを取り揃えた土産物屋が軒を連ね、その先右手には連判状を手に「大石内蔵助良雄像」が東の空を睨んで立っています。

泉岳寺の入り口を守る迫力の中門 門を抜けると、義士ゆかりの土産物屋が   元禄(げんろく)羽織を着て立つ大石内蔵助
泉岳寺の入り口を守る迫力の中門
門を抜けると、
義士ゆかりの土産物屋が
元禄(げんろく)羽織を着て立つ大石内蔵助
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◆山門〜本堂〜鐘楼(しょうろう)堂◆

泉岳寺「山門」の階下天井には、江戸で名を馳せた彫金師、関義則が亡くなった両親の供養のために寄進した「銅彫り大幡竜」がはめ込んであります。正面にある優美な鎌倉様式の「本堂」は、空襲でいったん焼失し、昭和28年に再建されたもので、中には本尊釈迦如来(ほんぞんしゃかにょらい)の他、大石内蔵助の本尊でもある摩利支天(まりしてん)等も祀られています。左手の「鐘楼堂」には第二次大戦中も金属類の供出を免れたという名鐘の誉れ高い鐘があり、春季は朝4時と夕方6時、冬季は朝5時と夕方5時に、その美しい響きを聞くことができます。

背の高い山門は目を見張る美しさ 「獅子孔」とはお釈迦様の大説法を表す言葉なのだそう  
背の高い山門は目を見張る美しさ
「獅子孔」とはお釈迦様の大説法を表す言葉なのだそう
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◆主税梅(ちからうめ)〜血染めの梅・血染めの石〜首洗い井戸◆

本堂に向かって左手には、義士らゆかりの場所がたくさん残されています。本堂向かって左、旧義士館の脇には、討ち入りの後に堀部安兵衛・大高源五らと松平隠岐守(おきのかみ)の屋敷に預けられていた大石内蔵助の嫡男、大石主税(ちから)が切腹した書院前にあった梅、「主税梅」があります。預けられていた10人の内、最初に切腹を命じられたのが最年少16歳の主税だったと言われています。墓所の入り口を入ってすぐ右手には、内匠頭が切腹した際に介錯の血が飛んだという「血染めの梅・血染めの石」があり、並んである「首洗いの井戸」は、討ち入り後にこの井戸で吉良上野介の首を洗い、主君の墓前に供えたからこの名がつきました。

ここを抜けると四十七士の墓所が
切腹した内匠頭の血がついたとされている梅と石   静かな雰囲気ただよう「首洗いの井戸」
ここを抜けると四十七士の墓所が
切腹した内匠頭の血がついたとされている梅と石
静かな雰囲気ただよう
「首洗いの井戸」
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◆四十七士墓所◆

赤穂義士らが眠る墓所の門は、かつて浅野家上屋敷の裏門だったものを移してきたものです。内匠頭の墓に並ぶように、切腹を命じられるまで最後を過ごした細川家・松平家・毛利家・水野家の四大名家ごとに義士達の墓もずらりと並びます。討ち入りのてん末を内匠頭の妻や義士の家族に伝えるため、内蔵助の命を受け皆と別れて行動していた寺坂吉右衛門は、役目を果たして自首するも時効として放免され、唯一切腹を免れた義士として83歳の天寿を全うしました。泉岳寺の墓は、供養のために建てられた供養塔です。

赤穂の義士が眠る墓所の門  
主君と義士は並びあったお墓に   参拝する人々は今も後を絶たない
赤穂の義士が眠る墓所の門
主君と義士は並びあったお墓に
参拝する人々は今も後を絶たない
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ここがポイント!
義士の墓に入る前には、案内板があり、誰がどこに眠っているか確認できるようになっています。
◆赤穂義士記念館◆
墓所入り口の横にある「赤穂義士記念館」では、四十七士に関する貴重な資料の数々にふれることができます。入り口前の噴水にも義士にまつわる隠喩(いんゆ)があり、上部に溜まった水が一滴ずつ下の泉に落ちる様子は、太平の世の中に「仇討ち」という波紋を投げかけたことを、池に並んだ鉄のオブジェは上野介の首を取って引き上げる隊列を表しています。館内では討ち入りの様子や松の廊下など、重要な場面を再現した映像や、内蔵助直筆の連名書状、衣類や装備など貴重な資料が収容されています。
記念館の屋根天辺には陣笠が飾られている
記念館の屋根天辺には陣笠が飾られている
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ここがポイント!
首級を取って帰る隊列を模した噴水 噴水内のオブジェに一つだけ赤い印があります。これは吉良上野介の首を表しているのです。
首級を取って帰る
隊列を模した噴水
information
泉岳寺
開門時間 7:00〜17:00
拝観料 無料
赤穂義士記念館
開館時間 9:00〜16:00
入館料 大人500円 中高生400円 小人(10歳以上)250円 10歳未満無料
所在地 港区高輪2‐11‐1
交通 都営浅草線泉岳寺駅より徒歩1分
お問い合わせ 泉岳寺 電話03‐3441‐5560
http://www.sengakuji.or.jp/
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