| 歩いていくと大きな歩道橋のある札の辻交差点に出ます。江戸時代には高札場として、現在も桜田通りと第一京浜をつなぐ港区の交通の要所です。歩道橋を上がると芝の方向に東京タワーが見えます。そのまま進むと田町の駅前です。交通量も多く、たくさんの人で溢れているこのエリア。喧騒から抜け出せる芝公園に向かって歩きましょう。
都営三田線三田駅の先を左に曲がって日比谷通りに入り、プラタナスが美しい並木道を抜けていった先に芝公園が見えてきます。明治6年に開園した芝公園。増上寺を囲むように広がる丸い敷地内には、都内最大級の前方後円墳である丸山古墳など、歴史にまつわる史跡と安らぎの空間が同居したぜいたくな公園となっています。
芝公園の中心に位置する増上寺には、徳川家の菩堤寺として6人の将軍が埋葬されています。ここには国の重要文化財に指定される数々の寺宝があります。中でも秘仏黒本尊(くろほんぞん)が祀られる安国殿(あんこくでん)や120名もの日本画家によって書かれた天井絵が見られる光摂殿(こうしょうでん)、増上寺門前の町火消しとして名を馳せた「め組」の供養碑など歴史にまつわる見どころがたくさんあります。 |