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高輪大木戸跡

宝永七年(1710) 札の辻から移して高札場と大木戸がこの地に設けられました。両脇に長さ五間(9m)、幅四間(7.2m)、高さ一丈(10尺=3m)の石垣を築き、間に柵と門がついた街道警備の要崖でした。

他に、甲州街道からの玄関口「四ツ谷」や、中仙道からの入口となっていた「板橋」にも大木戸はあったそうですが、現存しているのは高輪大木戸のみ。夜四つ時(午後10時)から朝六つ時(午前6時)の間は、監視つきで脇の潜り戸しか通れず、犯罪人の逃亡防止など治安維持を目的としていました。

京上り、東下り、伊勢参りの送迎もここで行われ、付近は旅人のために茶屋などが集中し賑わっていました。また、この当時は大木戸の横はすぐ東京湾が広がっており、海浜の景色もよく、月見の名所でもあったそうです。

第一京浜沿いに突如現れる木漏れ日の空間  
昔の石垣がそのまま残っている  
第一京浜沿いに突如現れる
木漏れ日の空間
昔の石垣がそのまま残っている
※上記写真をクリックすると大きな写真が見れます。
所在地

高輪2-19

交通

都営浅草線「泉岳寺」駅徒歩3分

ここがポイント!

江戸時代後期には木戸の設備は廃止され、度重なる類焼によって木戸はなくなりました。その後、明治初期に西側の石垣が取り払われ、現在残っているのは東側(海岸側)の石垣(幅4.5m・長さ7.3m・高さ3.6m)となっています。

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