江戸最古の大名庭園です。かつては海でしたが、 1655〜1658年頃に埋め立てられ、1678(延宝6)年に四代将軍徳川家綱の老中、大久保忠朝の邸地となりました。藩地の小田原から庭師を呼び寄せて造ったこの庭、その後1924(大正13)年に一般公開され、1979(昭和54)年に国の名勝に指定されました。
ここは回遊式泉水庭園と呼ばれる江戸時代からの庭園様式で、池の周囲に遊歩道を配してあります。つまり、園内を歩いて鑑賞できるように意図されたもの。歩道を進むにつれ、眺めが変化し、さまざまな表情を見せてくれます。
園内全体を見下ろせる大山、潮入りの池だった頃を彷彿とさせる海水取入口跡など、水面の静けさと相まって、心和む庭園です。 |