浅野内匠頭の夫人、遙泉院(阿久里)の実家である備後三次(びんごみよし)藩浅野家の下屋敷があったところ。
遙泉院は内匠頭の切腹後、実家に身を寄せ、亡き夫の菩提を弔いながら静かに余生を送ったといわれます。
浅野邸跡は赤坂氷川神社の境内の一角にあり都史跡として由来を記した説明板が立っています。その対面には大イチョウ(区指定天然記念物)がそびえています。
赤穂事件後、神社がこの地に建立された 1730(享保15)年には、すでに樹齢100年を超えていたことになり、港区内に現存するイチョウとしては元麻布・善福寺の「逆さイチョウ」(国指定天然記念物)に次ぐ大きさと樹齢を誇る貴重な樹木です。
境内には、近くに住居があった勝海舟ゆかりの四合(しあわせ)稲荷神社や、月岡芳年筆の「『ま組』火消し絵馬」(区指定文化財)などもあり、見どころの多い東京十社巡拝コースの一社として知られます。
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