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| 南部坂(なんぶざか) |
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アークヒルズから六本木通りを挟んで反対側の細い路地を入った先、アメリカ大使館宿舎に沿って続く幅
3mほどの急なスロープの坂です。
江戸時代初期に南部家中屋敷があったためこの坂名が付けられましたが、歩いて上るにはやや難儀なため、「難歩坂」という別名もありました。
吉良邸討ち入りの前日、内蔵助はいとま乞いのため遙泉院がいた浅野邸を訪れましたが、吉良方へ漏れることを恐れて討ち入りのことを告げずに去りました。
遙泉院が見送った南部坂が、講談で有名な「南部坂雪の別れ」の名場面となるわけです。
浅野邸から南部坂までやや距離があり、雪の積もる日に下駄で歩いてこの坂を上り下りするには、それこそ“難歩”でしょうが、 “嘆く瑶泉院、苦しむ内蔵助”という名調子でいまなお語り継がれています。
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