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リレーションシップバンキングとは

リレーションシップバンキングとは、 金融機関の経営手法の一つであり、長期的に継続する取引関係の中から、金融機関が借り手企業の経営者の資質や事業の将来性等についての情報を得て融資を実行することをいいます。リレーションシップバンキングが本来の機能を発揮すれば、貸出しに当っての審査コスト等が軽減され金融の円滑化が図られ、リスクを適切に反映した貸出しの実施や借り手の業績が悪化した場合の適切な再生支援等により、貸し手・借り手双方の健全性の確保が図られます。

わが国のリレーションシップバンキングの現状を見ると、中心的な担い手である中小・地域金融機関(地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、信用組合)においては、審査能力等の不足、借り手企業の弱体化、地域経済の厳しい現状等を背景に、リスクに見合っていない金利設定や不採算取引の継続などを余儀なくされ収益力の低下、財務体力の低下が著しい状況にあります。

このため中小・地域金融機関の健全性を確保し、リレーションシップバンキングの長期にわたる持続可能性を確保することが借り手の中小企業にとっても、預金者等にとっても重要課題となります。こうしたことから、金融庁では平成15年に「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」を策定・公表しました。また、各金融機関から「リレーションシップバンキングの機能強化計画」が提出され、金融庁が半期毎にフォローアップすることとされ実施されましたが、その後、更に平成17年からの第2次のアクションプログラムをも実施し、併せて4年にわたり地域密着型金融を推進してきました。

その後、平成19年4月5日に、金融庁の当該担当部会から、それまでの取組みとその後の対応についてとりまとめた報告書「地域密着型金融の取組みについての評価と今後の対応について−地域の情報集積を活用した持続可能なビジネスモデルの確立を−」が公表され、その中で、地域密着型金融は、中小・地域金融機関が引き続き取組みを進めていくべきものとの結論が示されるに至っております。

その報告書では、それまでの成果や中小・地域金融を取り巻く環境変化を踏まえた上で、改めて、地域密着型金融の中で中小・地域金融機関に期待される役割や具体的な取組み、推進の枠組み等について整理がなされました。また、「緊急時対応」として始まったアクションプログラムという時限的な枠組みではなく、通常の監督行政の言わば恒久的な枠組みで推進すべきと提言されたことから、これを踏まえ、地域密着型金融の推進について、本監督指針に明確に盛り込んで進んでいく等、との方針が述べられ実施されております。(「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」(金融庁:平成22年6月より抜粋)尚、上記「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」(金融庁:平成22年)については、次のURL,鬟リックし「-5 地域密着型金融の推進」を御覧下さい。

http://www.fsa.go.jp/common/law/guide/chusho/index.html

尚、上述の「地域密着型金融の取組みについての評価と今後の対応について −地域の情報集積を活用した持続可能なビジネスモデルの確立を−」は下記URL△鬟リックし御覧下さい。

http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20070405/02.pdf

上記の"【具体的取組み内容】と【推進体制】のポイント"のまとめ・概要図は下図のとおりです。 更に、上述の平成15年からの「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」及び平成17年からの新アクションプログラム(経緯)については下記URLをクリックし御覧下さい。

http://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/ginkou/f-20050329-4/02.pdf

地域密着型金融の取組みについての評価と今後の対応(平成19年4月発表)
(【具体的取組み内容】と【推進体制】のポイントのまとめ・概要図)

(金融庁ホームページより一部改訂)

お問い合わせ・リンク先

金融庁
http://www.fsa.go.jp/
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
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