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IR(投資家向け広報)とは

IRとはInvestor Relationsの略であり、全米IR協会では、投資家等のステークホルダーや金融コミュニティと企業との間に最も効果的な双方的コミュニケーションを実現するための財務活動やコミュニケーション、マーケティング、コンプライアンス活動を統合した戦略的な経営責務と定義しています。従来の日本企業では株主総会を短時間で、特段の質問も無く終了させるということが頻繁に行われていました。しかし、各種の不祥事が相次ぎ経営者の説明責任と経営の透明性が要求されるようになり、IR活動が重視されるよになってきました。

IR活動の対象となる投資家とは、単に個人投資家や機関投資家(生命保険会社・信託銀行等)または金融機関・商社などの株式投資を行う企業等だけをさすのではなく証券アナリストやファンドマネジャーなど株価の評価を行ったり、株式投資判断の専門家を含めた市場関係者をさします。

IR活動の目的は企業の証券が公正な価値評価を受けることであり、具体的には、(1)企業・事業内容の理解の促進、(2)自社の認知度の向上、(3)経営戦略・理念の伝達などがあげられます。また、IR活動のやり方としては(1)新聞社や証券アナリストなどを対象とした個別面談、(2)証券アナリストやファンドマネジャーなどに対する決算説明会、(3)個人投資家・証券アナリスト・機関投資家向け会社説明会、(4)自社ホームページ上での情報開示などがあります。そして、IR活動のツールとして(1)事業報告書、(2)決算説明補足資料、(3)ニュースリリース (4)株主通信・株主だよりなどがあります。

特に最近では、多数の会社がインターネット上に自社のホームページをもっており、そこでのIR活動が盛んに行われています。ホームページに開示されている情報としては、(1)決算短信、(2)ニュースリリース、(3)事業報告書、(4)株価情報、(5)経営トップのメッセージ、(6)問い合わせ用eメールアドレスなどがあります。

IRのイメージ図

お問い合わせ・リンク先

東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/
証券取引等監視委員会
http://www.fsa.go.jp/sesc/
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