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ベンチャーキャピタルとは

ベンチャーキャピタルとは、未上場のベンチャー企業に投資する投資会社のことをいいます。ベンチャー(Venture)とは「冒険」という意味ですが、ベンチャー企業とは起業家マインド(想像力・夢・情熱)をもって新しい事業領域に挑戦し急成長することを目指す企業のことです。

このように将来の成長性が見込まれるベンチャー企業に投資し、上場したときに株式を売却してキャピタルゲインを得ようとするのがベンチャーキャピタルの目的です。アーリーステージと言われる創業期から投資するため大きな投資リスクを負います。
従ってベンチャーキャピタルは投資リスク判断をきわめて慎重に行っています。業界最大手の螢献礇侫海1万社の中から400社強について投資検討を行い約90社に投資をしたと書いています(2008年3月期)。率にすると0.9%です。

ベンチャーキャピタルの役割

日本においては倒産および廃業する会社の数が新しく設立される会社の数を上回り毎年会社の数が10万社以上減少し続けています。このような中で新たなビジネス機会を求めて誕生する会社を資金面だけでなく経営戦略立案や会社の運営まで支援するのが基本的なベンチャーキャピタルの役割に対する期待には大きなものがあります。
アメリカにおいてはベンチャー企業を成功させ巨万の富を得たベンチャー経営者が次の世代のベンチャー企業に投資をし、自分がベンチャー企業を経営したノウハウを伝えると言う形のベンチャーキャピタルが多いとのことです。このように投資をするだけでなく経営に関与する投資をハンズオン投資と言います。
日本では金融機関系のベンチャーキャピタルが多く投資するだけで経営支援はあまり行わないと言われていますが、ハンズオン投資をするベンチャーキャピタルも少数ながらあります。

日本のベンチャーキャピタルの現状

日本においては株価の低迷および株式上場維持費用が高くなり上場企業数が大幅に減少し、一時は年間200社と言われていたのに2009年に上場した企業は19社しかありませんでした。従って多くのベンチャーキャピタルは赤字となっており、新規投資に消極的な状態が続いています。ベンチャーキャピタルの投資額はアメリカが2兆5千億円に対して日本は980億円となっています(2007年統計)

お問い合わせ・リンク先

財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(略称VEC)
http://www.vec.or.jp/
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会
http://www.jvca.jp/
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