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| クロスライセンス契約とは |
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クロスライセンス契約とは、特許などの権利者や所有者が、それぞれの所有する技術について、相互にライセンスを与え合う契約です。本来この契約は、技術開発のコストを押さえ、同時に製品の品質を向上させ製造コストを削減する目的に利用されてきました。
ところが近年、この契約にチェンジ・オブ・コントロール(資本拘束条項)を組み合わせて、敵対的買収の防衛策として活用する企業が現れ始めました。チェンジ・オブ・コントロールとは、ライセンス契約を結ぶに当たって、買収などで一方の会社の支配権が変わった場合は、相手方の会社がライセンス契約を破棄できるとする条項です。たとえ買収に成功したとしても、この条項が発動されれば、製造に関わる重要な特許が使えなくなり、品質の低下や製造コストの上昇を招き、企業価値が低下することになり、買収を断念させる効果が生じます。
2005年にはIT企業による放送局の買収が話題となりましたが、我が国においても、企業買収の動きが活発になっており、このクロスライセンス契約が新たな買収防衛策の一つとして注目されています。 |
| クロスライセンス契約のメリット・デメリット |
| メリット |
| ○他社の特許を無償、又は安い対価で利用できる |
| ○品質の向上と製造コストの低減が図れる |
| ○他社に特許を供与することにより、時差製品をデファクト・スタンダード(業界標準)にすることができる。 |
| デメリット |
| ○自社の特許を安い対価で供与させられる |
| ○競合相手を強化する恐れがある |
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