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LLC(合同会社)とは

2005年7月に公布され2006年5月に施行された「会社法」によって、有限会社でも株式会社でもない新会社形態が誕生しました。それが、LLC(Limited Liability Company)です。LLCは、出資者全員が有限責任ながら、意思決定方法や利益配分方式を自由に決めることができる唯一の会社形態です。

LLPとは異なり法人格が有るので会社として契約することができます。また組織変更により株式会社になることもできます。

株式会社の場合は、出資した割合によって利益が配当されますが、LLCでは、「お金は出資していないけれども、その人がいることで会社の利益が生まれる」という人がいれば、定款によってその人に利益配当をすることができるのです。最近のビジネスで重要なのは「お金」だけではなく「知識・ノウハウ・技術などの人に関する部分」である、という考え方が、その背景にあります。

日本では新しい制度ですが、「人的会社」という点から「日本の伝統的な会社観と一致する」と言われています。

株式会社とLLPの違い

会社制度 株式会社 LLP 課税
株式会社 全員の有限責任 出資に応じて 法人税
合名会社 全員の無限責任 出資に応じて 法人税
合資会社 無限任社員と有限責任社員 出資に応じて 法人税
LLC 有限責任 定款で自由に定めることができる 法人税
LLP 有限責任 定款で自由に定めることができる 構成員課税(※)

(※)出資者が法人なら出資者の法人の所得と合算して法人税がかかる。出資者が個人なら個人の所得と合算して所得税がかかる。

お問い合わせ・リンク先

日本版LLC制度等について(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/policy/economic_oganization/llc_seido.htm
「会社法」の概要(法務省)
http://www.moj.go.jp/HOUAN/houan33.html
「日本板LLP・LLC」(有限責任事業組合・合同会社制度活用センター)
http://www.llp-japan.com/
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