中小企業お役立ち大百科

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中小企業退職金共済(中退共)とは

多くの企業が利用してきた適格年金制度は平成24年3月31日で廃止になり、他の制度に移行させなければなりません。移行先として用意されているのが401kや確定拠出年金制度のほか、ここで紹介する中小企業退職金共済制度(中退共)です。中退共は独立行政法人勤労者退職金共済機構が運営し、中小企業者の相互共済と国の援助で退職金制度を確立しようというものです。現在37万余の事業者が加入しています。

新規加入した事業主は掛金月額の2分の1(従業員ごと上限5,000円)を加入後4ヶ月目から1年間国から助成が受けられる、掛け金は損金として全額非課税になる、加入後の面倒な手続や事務処理が不要、企業間を転職しても通算できるなどのメリットがあります。加入できる企業は、一定の規模以下の中小企業ですが、法人の役員や個人企業の事業主家族従業員などは加入させることができません。掛金月額は5,000円から30,000円までで、退職した場合には基本退職金に付加退職金(運用利回りが予定運用利回りを上回った場合、これを基本退職金に上積みするもので、運用収入の状況等に応じて定められる金額)が支払われます。

国からの助成が受けられる上、手間も掛からず、企業の懐事情に応じて運用できる上、従業員のモラールを向上することにつながるこの制度、活用してみませんか。

加入できる企業(共済契約者)

業種 常用従業員数 資本金・出資金
一般業種(製造業、建設業等) 300人以下 または 3億円以下
卸売業 100人以下 または 1億円以下
サービス業 100人以下 または 5千万円以下
小売業 50人以下 または 5千万円以下

掛金月額の種類

掛金月額の種類
\5,000 \6,000 \7,000 \8,000
\9,000 \10,000 \12,000 \14,000
\16,000 \18,000 \20,000 \22,000
\24,000 \26,000 \28,000 \30,000

お問い合わせ・リンク先

中小企業退職金共済事業本部ホームページ
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/index.html
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