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労災保険とは

労災保険は正式には労働者災害補償保険といいます。労働者が業務上の事由または通勤途上で、けがや病気になったり、死亡した場合に、療養の給付や休業給付など必要な保険給付を受けられるものです。労働者を一人でも使用すればその事業所(農水産業で従業員5人未満の事業所、個人経営の林業は除く)は加入することが義務付けられています。本来、業務が原因の傷病は事業主に補償の義務がありますが、労災保険料を納めていればそれが免除されます。保険料を支払っていないと、事業主が過大な負担を負うことになりますから注意が必要です。

事業主は保険加入の手続きを取り、保険料を全額負担することになります。加入は事業所ごとになります。労働者にはパート、アルバイトなど賃金が支給されているすべての従業員が対象となります。

保険給付には、医療行為そのものを給付する療養給付、療養のため休業した日について支払われる休業給付、障害が残った場合の障害給付、障害年金、死亡した場合の遺族年金、遺族一時金などがあります。 なお、労災保険は労働者でないものには保険給付をしませんが、中小企業の事業主や、一人親方などは労働者に準ずると解され、特別加入が認められています。

労災保険の請求方法
  • 療養補償給付

    労災保険指定医療機関の場合・・・
    その病院に「療養補償給付たる療養の給付請求書」を提出します。

    労災保険指定医療機関でない場合・・・
    一旦療養費を支払い、その後「療養補償給付たる療養の費用請求書」を直接労働基準監督所長に提出すると、その費用が支払われます。

  • 休業補償給付
    休業3日目までは事業主が負担し、「休業補償給付支給申請書」を労働基準監督署長に提出すると4日目から休業補償給付が支払われます。

  • その他の保険給付

    障害補償給付、遺族補償給付、葬祭料、傷病補償年金、介護補償給付は、労働基準監督所長に請求書などを提出すると給付を受けられます。

お問い合わせ・リンク先

東京労働局(労働基準部)
Tel:03-3814-5311
http://www.roudoukyoku.go.jp/
三田労働基準監督署 港区芝 5-35-1 産業安全会館
Tel:03-3452-5472
労働者健康福祉機構
http://www.rofuku.go.jp/
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