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インターネット広告からつながるページの最適化

 インターネット広告からつながるページはランディングページと呼ばれます。そのページの最適化は、ランディングページ最適化(LPO(Landing page optimization))と呼ばれ、会員登録、購買等そのサイトの目的を達成するためのマーケティング手法の一つです。ランディングページは、リスティング広告やリンク等を見て興味を持ったお客様がクリックするとつながるページです。このランディングページでは、広告やリンクについてより詳細に書かれたコンテンツが表示されます。お客様が会員登録、購買等につながるように、ランディングページの内容、構成等を工夫し、よりお客様へ訴求できるようにすることをLPOと言います。
 LPOでは、まず、お客様が求める情報をわかりやすくする工夫が重要です。その為、まず、お客様が求める情報への経路をわかりやすくします。一般的にサイトへのお客様は数秒でそのページの内容が自分のニーズに合っているかを判断すると言われています。ランディングページにおいてリンクや検索機能を充実させたり、デザインやコンテンツの配置を工夫し、お客様が自分の目的をそのページで果たせるかを直感的に判断しやすくすることで、お客様がそのページから直帰するのを防ぐことができます。次に、お客様のニーズに合わせて表示内容を変えることも重要です。メッセージを変えたり、ランディングページを複数パターン用意することで、お客様のニーズに正確に対応することが重要です。

1.LPOの為の問題点の抽出、仮説の立案

 現在のサイトのアクセス状況を把握し、現在のコンテンツの提供の仕方が訪問者のニーズ合っているのか分析し、問題点を抽出します。まず、分析ツールを利用してアクセスログを分析し、ページビュー数、直帰率、平均滞在時間等を調査します。次に、現状のランディングページの内容や構成を確認します。具体的には、メイン画像、キャッチコピー、共感メッセージ、解決策の提示、商品の強み、商品の実績や信頼性、オファー等の項目について、その内容の妥当性、配置等を確認します。

2.LPOの為の改善策の検討

 抽出した問題点に対して改善策を検討し改善を実施します。例えば、想定していたキーワードとは別のキーワードでのアクセスがありページ滞在時間が短い場合は、現状でのランディングページがお客様の複数のキーワードに基づくニーズに対応できていないと考えられるので、キーワード別のランディングページ作成が改善策となります。
 また、直帰率が高く、会員登録、購買等そのサイトの目的を達成率(コンバージョン率)が目標より低い場合は、お客様のニーズに合う情報を見つけられないと考えられるので、ウェブサイトにおける主な要素についてより効果的な組み合わせを見つけ出すため、検証する要素以外は同じ状態にして一定期間テストを行い、検証パターンの中で最も達成率が優れた組み合わせを採用することが改善策となります。

 また、直帰率が高く、ページ滞在時間が少ない場合は、お客様のニーズに合う表示が不適正と考えられるので、サイト訪問者の行動履歴からターゲット顧客をセグメントに分類し、セグメントに応じたランディングページを作成することが改善策となります。
 LPOはコンテンツ情報量が豊富なサイトにおいて、お客様へ興味ある商品をストレートに訴求できる面で、高い効果を発揮すると言われています。また、LPOとSEOは同時に実施することで、売上向上が図られる施策となります。

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