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ソーシャル・ネットワーキング・サービス広告

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス広告(SNS広告)とは、インターネット上の社会的なネットワーク(Social Networking Service)を利用した広告です。
 SNS広告の最大の特徴は、正確なターゲティングを行うことができることです。その理由は、SNSを利用するお客様は、自分の基本的なプロフィール(年齢や居住場所や趣味)を記載しているため、その情報に合わせてターゲティングすることが可能になるからです。
 お客様が検索したキーワードに合わせて表示されるリスティング広告やウェブサイトやアプリに広告枠を利用したアドネットワーク広告等のウェブ広告は、一般の広いお客様へ訴求することに対し、SNS広告では、お客様の登録している基礎情報に合わせて広告の配信が可能であるため、狙ったターゲット層に広告を届けやすいという強みがあります。その強みで、SNS広告ではウェブ広告とは違った訴求効果を発揮することが可能となります。

1.実名登録のSNS

 基本的に実名登録のSNSでは、お客様の個人情報などを登録するため、条件を絞り込むことによって、ターゲティングの精度が高めることができます。実名登録のSNSでターゲティングに利用できる項目には、地域(国、都道府県、市区町村)、年齢、性別、学歴、家族構成、ライフイベント、勤務先、趣味、関心、行動(購入行動や電子機器の利用状況)、つながりのある人等があります。
 実名登録のSNS広告のメリットは、ターゲット項目が細かく設定できるので、適切なお客様に広告を配信できることです。また、ウェブ広告と比較して少額から広告配信を開始でき、広告の停止や再開も簡単に行えることです。
 実名登録のSNS広告のデメリットは、SNSのサービス内のみでの配信であるため、SNSのユーザーではない人たちへの広告には向いていません。また、ユーザーの流動性が高く、SNSの仕様の変更などもあるため、細かな運用が必要です。

2.実名登録ではないSNS

 実名登録がルールとなっていないSNSでは、幅広い年齢が利用していることもあり、ニッチなお客様へのターゲティングに優れています。特に学生や若い男女の利用が多いこともあり、10代20代へのターゲティングに有効です。
 実名登録ではないSNSでターゲティングに利用できる項目には、性別、キーワード、地域、フォロワーと類似お客様、デバイス、興味・関心、Wi-Fi接続時限定、端末等があります。
 実名登録ではないSNS広告のメリットは、タイムラインに流れてくる情報がリアルタイムであるため、お客様の声が拾いやすいという強みがあります。そのため、お客様同士の情報共有によって短期間で急激な拡散をする可能性もあります。
 実名登録ではないSNS広告のデメリットは、発信した情報が保存されてしまうため、共有情報を消すことができない点にあります。事前によく確認してから情報共有する必要があります。

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