中小企業お役立ち大百科

輸出国及び販売チャンネル及び顧客ターゲットの探索方法

 前項は、輸出貿易ビジネスモデルの類型について説明しました。いずれの形態をとるにせよ、皆様方が海外に輸出販売しようとしている商品の潜在顧客が、海外のどの国/地域に存在するのか、存在するとして、その国/地域に同商品を輸出する際の規制はないのか、如何なる販売チャネルを経由すれば有効なのかなどを見極める必要があります。
 前項で説明した本格的な海外進出による海外販路開拓の場合は、上記の事前調査(事業可能性評価:Feasibility Study )が必須です。進出後に所期の目的を達成できない場合などには、撤退などに伴う大きなダメージとなるからです。
 一般的な輸出取引の場合であれば、まずは、日本貿易振興機構(ジェトロ)のウェブサイト、「国・地域別にみる」https://www.jetro.go.jp/world/「貿易・投資相談 Q&A」https://www.jetro.go.jp/world/qa/を活用することをお勧めします。輸出をしようとしている国・地域での商品の輸入に対する規制があるかないか、規制をクリアするためには何をする必要があるのかなどをチェックしてください。
 販売チャンネル/顧客ターゲットに関しても、同じくジェトロの「海外ミニ調査サービス」https://www.jetro.go.jp/services/quick_info.htmlを活用し、候補先となる企業を抽出してもらい、候補先企業のウェブサイトをチェックし、アプローチするか否かの判断/決定を行います。
 候補先と決定した企業に対するアプローチは、直接メールによるコミュニケーションや、事前に面談が必要との判断の場合には、同じくジェトロの「ビジネス・アポイントメント取得サービス」https://www.jetro.go.jp/services/appointment.htmlをご活用ください。
 今までの説明は、皆様方が候補先企業を探索する方法ですが、皆様方の商品を輸入したいと考えている企業から逆にアプローチしてもらう方法もあります。そのためには、皆様方の企業/取扱商品などに関する情報を発信する英語版のウェブサイトが重要となります。そのうえで、想定輸出国の在日商工会議所や大使館、或いは、日欧産業協力センターの「協業パートナー探しの支援」https://www.een-japan.eu/ja/content/about-usなどのビジネス・マッチング機能を活用する方法もあります。更に、当該国で開催される展示会に出展するなど積極的なアプローチも有効性が高まります。展示会の活用に関しては、別途「海外展示会出展支援制度の活用」でご説明します。 。

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