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2008年6月26日配信
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008/6/26 vol.205

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┃\/┃ MINATOあらかると観光情報メール
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   〜 WELCOME港区 〜  毎週木曜日に発行!

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  港区観光情報メールマガジン『WELCOME港区』では、
      港区内の観光モデルルートをご案内します。

■INDEX■

【1】<観光モデルルート>創業が江戸・明治期。大切な看板などで巡る
            〜「港区老舗・おすすめの店100選」より〜   
           ●4 麻布十番界隈●
【2】<耳より情報>●「港区老舗・おすすめの店100選」パンフレットを配布中!!       
【3】<耳より情報>●フランス近代絵画の魅力をプラチナ通りで
           「フランス近代絵画展−モネ、ルノワールからピカソ」
           開催中(〜9月21日)松岡美術館
【4】<みなとロコイベント>●ホタルがやってくる!ホタルが飛びかう白金高輪
           白金プラザ七夕祭り2008 ホタルの夕べ(白金プラザ会)
           7月4・5日(金・土)

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 読者のみなさん、こんにちは!
  6月もあと少し。梅雨の日々をいかがお過ごしですか。雨でちょっと気分が沈みが
ちになっても、道々で咲くアジサイを見ると、なんだか元気になってきます。
きれいな小さな花びらに水玉をいっぱい乗せて、笑っているようだからです。

 さて、明日6月27 日は、「演説の日」です。古来、文書でのやり取りが一般的だった日
本ですが、大衆の前で考えを述べ伝えることが重要であると、慶應義塾大学の福澤諭
吉らが中心になって演説、討論の研究錬磨をする「三田演説会」を明治7年6月27日
に発足させたのです。翌年には、その普及のための演説専用ホールとして「三田演
説館」ができ、多く演説会を催していきました。
  この建物は、東京に残る最古の擬洋風建築で、国の重要文化財になっていますが、
現在も三田演説会や講演会などで利用されています。
  なお、スピーチを「演説」、ディベートを「討論」と翻訳したのも福沢諭吉です。
  何気なく使っていた言葉にも、いろんな物語があるものです。

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【1】<観光モデルルート>創業が江戸・明治期。大切な看板などで巡る
  〜「港区老舗・おすすめの店100選」より〜  ●4 麻布十番界隈●
  
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 今月は、港区観光協会が3月に発行した大好評の『港区老舗・おすすめの店100選』
をもとに、なかでも創業の時期が江戸・明治期にさかのぼるというお店を訪ねて、そ
れぞれの老舗で大切にしてきた看板や暖簾の文字(ロゴタイプ)、または店内にあ
る見どころなどを語っていだだき、紹介します。「港区老舗・おすすめの店100選」
に載っている「評価の声」も、どうぞご参考に。
  4回目は、麻布十番界隈です。
このあたりには、江戸・明治期に創業した老舗が十軒以上あります。今回は、そ
のなかでも特徴のある老舗を訪ねました。

◆ロゴマークは鳩。かつては足もあったとか。煎りたてお豆、揚げたておかきも嬉
しい「麻布十番 豆源 本店」(あざぶじゅうばん まめげん ほんてん)◆
 
  まず、東京メトロ南北線の麻布十番駅から、麻布十番商店通りに出ます。ファー
ストフード店と銀行の間の道です。すぐに、古くからの洋品店や呉服店などが目に
つきますが、そのまま進んで2つめの交差点の角の「豆源」にいきます。
  豆源は、創業が慶応元(1865)年。初代の駿河屋源兵衛(するがや・げんべい)さん
は当初、煎り豆を肩や屋台の荷車に乗せてひき売りし、「豆やの源兵エさん」と親
しまれていました。麻布十番にお店を構えてからは、大きな日傘が目印でした。空襲
で焼けて、昔のものは残っていないとのことです。
  今の目印の一つは、丸に飾りのついたようなマークです。これ、よく見ると目が
あり、クチバシがあって、上の飾りは尾っぽ…、なんと鳩ではありませんか。豆と
くれば鳩だったのです。「以前は、足も、豆も描かれていました」(総務部・中山陽子
さん)。
  ここ本店では、入口すぐのところでおかきを揚げ、お豆を煎っています。ごま油
のいい香りがただよいます。店内には、本店限定の「豆かん」、「くずきり」、「赤
えんどう」、「ゆで落花」も含め、定番のおとぼけ豆や出世豆、おのろけ豆など90種類も
の豆菓子がずらりと並びます。何種類もの試食ができるのも、また楽しみです。

◎「老舗でありながら、新しい味を追求しているところがすばらしい」、「ラッピン
グもかわいくて、外国の友人へのプレゼントは迷わずここで選ぶ」(「港区老舗・おす
すめの店100選」の「評価の声」より)

●麻布十番1−8−12
●東京メトロ・南北線麻布十番駅より徒歩3分

◆あのヒット曲「およげ!たいやきくん」のモデル「浪花家総本店」(なにわやそう
ほんてん)は、たい焼きの元祖◆

 交差点を右に数軒いくと、ビルのやや上のほうに「たいやき」とある魚型の木製
の看板が見えます。ここがたい焼きの元祖「浪花家総本店」です。初代・神戸清次郎さ
んが明治42年に創業しました。東京には、江戸時代から続く低い筒状の今川焼きが
ありましたが、それに対して工夫を重ね、ボールの形のホームラン焼や飛行船の形
などに餡をいれて試していました。そのうち、やはり「鯛は、腐っても鯛」だと、庶
民にはなかなか買えなかった鯛の形にしたら、これが当たりました。戦前は、都内
に暖簾分けをしたお店が150軒にもなっていました。しかし、戦争で一変。すべてが焼
けて、闇市から始めました。その苦しいときを経て、麻布十番に店を出し、やがて昭和
50年に発売された童謡「およげ!たいやきくん」にモデルになるほど評判となりま
した。

三代目・神戸守一さんは、今年85歳。赤い鯛柄のアロハに、鯛型のブローチ、そし
てコック帽に蝶ネクタイをして焼いていたトレードマークのぬいぐるみを手に現れ
ました。「看板は、ケヤキとヒノキで作ってもらいました。当時、とても高かったけ
ど木にこだわった。貫禄があっていいでしょう」と快活に笑います。四代目の神戸
将守さんは、頭にまいたバンダナがユニフォームのようです。
  店先では、若い職人さんが一つずつ型にいれて焼く、一本焼き、または天然物と
いわれる方法で焼いていきます。パリパリっとした薄めの皮に、十勝産小豆を八時
間かけて練り上げた甘さを抑えた餡が尻尾まで入っています。大人のファンも多い
とのことですが、しばらくいくと、たい焼きを食べながら仕事の話をしつつ歩く、
二人組の中年サラリーマンとすれ違いました。

◎「皮のパリパリ感がたまらない」、「夏でも買ってしまうおいしさ」「行列しなくても
いい電話予約が便利」(「港区老舗・おすすめの店100選」の「評価の声」より)

●麻布十番1−8−14
●東京メトロ・南北線麻布十番駅より徒歩3分

◆人形焼もワッフルも丁寧な手焼き。看板は書家・中村素堂氏による「紀文堂」(き
ぶんどう)◆

 交差点に戻り、駅を背に左に進みます。少しいくと、「紀文堂」という気高く、風
格ある看板の文字が見えてきます。創業明治23年の「紀文堂」は、手焼きの人形焼や
せんべい、ワッフルで根強いファンに支持されています。お店に入ると、甘く香ば
しく、そして懐かしい香りに包まれます。ショーケースのすぐ奥で、実際に人形焼
やワッフルを焼いているのです。代表取締役の須崎正巳さんは人形焼を作りながら、
「焼いているところを見てもらうとみんなが安心するし、作りが丁寧になるね。手
焼きが基本です」と話し、隣でワッフルを焼く息子さんとうなずき合いました。瓦
せんべいから始まって、大正期の終わりに人形焼を、昭和30年代からワッフルを始
めました。餡がたくさん入ってお顔もくっきりとした6種類人形焼(七福神のうち、
毘沙門天がないので)は定評で、またワッフルは、和製ワッフルというべき独特の
味で、ややしっかりした「KIBUN」とある皮に、生クリームいりのカスタードクリーム、
果肉のたっぷりはいったアンズジャムで幼児から大人まで幅広い層に人気です。
 
  さて、看板の文字がお店の正面の額にありました。名前は「素堂」と読めます。
「経緯はわかりませんが、親父が書家の中村素堂さんに頼んで書いてもらったんで
す。それをずっと使っています」とのこと。中村素堂は、戦後の代表的作家で、歌人
であり、また古写経など書の研究資料収集家でもありました。ちなみに、素堂の創
立した「貞香会」(ていこうかい・年1回、六本木の国立新美術館で展覧会を開催)
は、浜松町にあります。

 ◎「人形焼はおいしく有名で、手みやげにしたら喜ばれた」、「三代目、四代目が並ん
で焼いている光景がいい感じ」、「ワッフルもおすすめ」(「港区老舗・おすすめの店100
選」の「評価の声」より)

●麻布十番2−4−9
●東京メトロ・南北線麻布十番駅より徒歩3分

◆伝統的な白い「さらしな」そばを朱塗りのシャープなそば皿で。「総本家更科堀
井」(そうほんけさらしなほりい)◆

 また、交差点に戻り、駅を背にして六本木ヒルズのほうに進みます。ところで、
麻布十番には明治や江戸期からの老舗が多いのですが、寛政元(1789)年創業のそ
ば屋さんが「永坂更科布屋太兵衛」と「総本家更科堀井」、戦後に創業の「麻布永
坂 更科本店」があります。いずれも、「港区老舗・おすすめの店100選」に掲載され
ていますが、今回は、昭和59年に創業家をひく堀井家として再興し開店した、現
在、九代目の堀井良教さんがとりしきる「総本家更科堀井」を訪ねます。
  暖簾の文字は、全体に小さめで上品な雰囲気ですが、その上の金工による「更科
堀井総本家」という文字は、大きめの「堀」に光があたり、次の「井」がやや上にあがっ
ているなど強い意志が表れた味わい深いものです。

 九代目・堀井さんは、「江戸前の伝統的なそば作りをしています。とくに『木鉢』
という蕎麦粉と水を混ぜ合わせ馴染ませる工程はとく大事にしています。今の更科
そばを確立したのは六代目の祖母のとき、明治期だと聞いています。変わりそばも
そのころからです。とくに古いものはないですが、私の代になったとき、そば皿の
高さをちょっと低くして、シャープな感じにしました」と教えてくれました。
一般に色の濃い藪そばは黒塗り、白っぽい更科そばは朱塗りとなっていますが、堀
井さんは普通5センチほどある朱塗りの皿の高さを3センチくらいにしました。重
厚感より気軽な雰囲気になり、そばの麺そのものがよく見えます。
  同店では、「さらしなそば」のほか、季節ごとの「変わりそば」も人気です。6月21〜
30日は「トマトつなぎ」、7月1〜7日は「笹切り」、そのほか青海苔、しそ、青柚子、
菊など旬の食材がそばに練り込まれます。

◎「2種類のつゆがあるのがうれしい」、「老舗なのに親しみやすさがある」「そ
ば以外のかき揚げや天ぷらもおいしい」(「港区老舗・おすすめの店100選」の「評価
の声」より)

●元麻布3−11−4
●東京メトロ・南北線麻布十番駅より徒歩3分

◆赤い靴の「きみちゃん像」。明治時代のはかない命から、チャリティー活動へ◆

そして、最後は公園「パティオ十番」にいきます。明治の終わり頃に生きたかわいい
女の子の話が今も語り継がれ、チャリティー活動にもなっています。童謡「赤い
靴」のモデルになった「きみちゃん像」が、平成元年に建てられました。これは、岩
崎きみという女の子が、6歳でアメリカ人宣教師夫妻の養女となり、渡米したと思
われていたのですが、実際は結核のために鳥居坂教会の孤児院(今の十番稲荷神社
あたり。明治10年〜大正12年)に預けられ療養しましたが、残念ながら9歳で亡く
なったのでした。麻布十番商店街では、母と子の愛の絆を想い、平成元年パティオ
十番に「きみちゃん」の像を建てました。像ができた日の夕方、誰かがきみちゃんの
足元に18円を置きました。そのことがきっかけとなって、17年間、世界のめぐまれ
ない子どもたちのためのチャリティー活動が続けられています。
  広場近くの「ローリエ ヤマモト」で、寄付金になる絵はがきが買えます。
  ちょっと休んで、麻布十番駅に戻りましょう。

●麻布十番2−3
●東京メトロ・南北線麻布十番駅より徒歩3分

  
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【2】<耳より情報>
   ●「港区老舗・おすすめの店100選」パンフレットを配布中!!
   
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公募推薦をもとに選定された100店舗の紹介や評価の声、港区の観光の見どころ
や散策コース、地図などを掲載したまち歩きに便利な冊子です。
港区役所3階産業振興課窓口で配布をしています。

詳しくは、産業振興課のホームページをご覧ください。
http://www.minato-ala.net/topics/2008/0331.html

 

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【3】<耳より情報>
   ●フランス近代絵画の魅力をプラチナ通りで
   「フランス近代絵画展−モネ、ルノワールからピカソ」
   開催中(〜9月21日)松岡美術館 10:00〜17:00 月曜休館

   
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東洋古美術の所蔵で知られる松岡美術館ですが、フランス近代絵画の作品も数多く
所蔵しています。そんな館蔵品から、モネやルノワールら印象派の画家をはじめ、
モディリアーニや藤田嗣治、シャガール、ピカソなどの作品を展観し、19世紀後半
から20世紀にかけて展開したフランス近代絵画の魅力を紹介します。

http://www.matsuoka-museum.jp/
★ 松岡美術館 白金台5-12-6
★ 問い合わせ 03-5449-0251

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【4】<みなとロコイベント>
   ●ホタルがやってくる!ホタルが飛びかう白金高輪(白金プラザ会)
    白金プラザ七夕祭り2008(12:00〜21:00) 
    ホタルの夕べ(20:00〜22:00)
    7月4・5日(金・土)
     
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白金プラザ七夕祭り2008 (12:00〜21:00)
ホタルの夕べ(20:00〜22:00)
7月4・5日(金・土)
白金アエルシティ(白金高輪駅から徒歩)
主催:白金プラザ会

毎年恒例となった七夕祭り。プラザ内が七夕飾りで彩られ、全長約20mの金魚すく
いの天の川や、ビアガーデン、屋台村、フリーマーケットなどが出店します。
今年は生きたホタルと触れ合う「ホタルの夕べ」を開催します。
http://www.shirokaneplaza.com/event/tanabata2008.html

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読者のみなさんからの、オススメ情報や穴場情報、紹介して欲しい
スポットなどを募集しています。お寄せいただいた情報は
「読者の声」としてご紹介いたしますので、どしどしお便りを
お送りください。お待ちしています。

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【発行元】港区産業振興課
【問合せ】下記アドレスよりお問合せください。 
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