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江戸簾(鈴木盛雄)
(有)鈴松商店・赤坂三丁目

赤坂に三代目となる江戸簾の伝統技術を守る職人のお店があります。

「もともと京橋にいたのですが、先代のころから、ここ赤坂で仕事をさせていただいています」というのは三代目の鈴木盛雄さんです。

江戸簾は、竹、ヨシ、ハギ、ゴギョウなどの天然素材の味わいをそのまま生かし、ときには目隠し、ときには風を通しながらも強い日差しをやわらかな光りに変えてくれる日本独特の工芸品です。江戸時代の職人を描いた『人倫訓蒙図彙』には、翠簾師という記録が記されていますが、これを見ると簾を編む道具や編み方が今日とほとんで変らず、技術・技法や道具が継承されていることに驚かされます。

「今は機械も使っています。確かに早いですけれどね、手づくりと比べると編みの締まりが足りないんですよ。手づくりだと、素材の状態に対して編みをゆるめた方がいい所、このくらい締めればいいだろう、という加減がきくんですね。ですから、出来上がりはよじれのないものが仕上がります」

しかし近年、江戸簾へのニーズが変ってきたといいます。「住環境が変ってきたでしょう。江戸簾も今までの日本間だけのものではなくなってきたんです。また、女性の建築設計者やインテリアデザイナーが多くなって、昔では考えられない簾をご注文くださることが多くなったんですよ」図面を見たときは、「はて?」とイメージできなかった鈴木さんも、編み上がってみると、驚かされることが少なくないそうです。それは、簾がタペストリー代わりであったり、簾を二重に組み合わせたインテリアになっていたそうです。「とても刺激になりましたね。こちらが、むかしながらの手づくりで編み上げたものが、モダンな空間にマッチしているんです」

これからは、伝統技法を守りながら、素材に変化をつけたり、装飾性を兼ね備えたものに挑戦してみたいという鈴木さん。「でもね、クーラーの効いた部屋で、江戸簾を併用すると抜群に熱効率がよくなるということも実証されているんですよ」こうした簾の素晴しさや効用も商品に編み込んでいきたい、と鈴木さんは語ってくれました。

 
江戸簾 簾は、古くから室内のしきりや日よけなどに使用されてきました。平安時代中期から用いられているのが記されており、江戸時代には武家のほか神社仏閣、商家などにも広まりました。





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