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(有)平井製作所・白金一丁目

平井久冨さんは、椅子づくりの職人として二代目となります。

「むかしながらのフォルムを持った椅子のご注文は、めっきり少なくなりましたね。最近は、インテリアデザイナーや建築設計者がデザインしたものを製作することが多くなりました」

図面にデザインされたイメージを実際の形にしていく仕事は、伝統工芸の椅子づくりに培われたノウハウがなければできるものではないといいます。

「椅子というものは、まず座り心地が大切です。それから機能性。その椅子が要求される本来の用途にあっているか、いないか。職人である私たちは、まずそこから考えます」なかには形は良いが、どう考えても椅子としての用途を果たせないデザインもあり、そうしたものを本来の機能を持った椅子につくり上げるところに平井さんの長年の経験が光ります。

平井さんは学校卒業後、4年間荒川区の家具製造会社で働きました。「親父のとことは違う会社で修行して来いということでしたね。お客様から伺ってきた要望を職人さんに伝えるという営業と製作監督みたいな仕事をしてました。そこで業界全体のこと、お客様との関係などを学びました」平井さんご自身が椅子づくりの職人として実作業に携わったのは22歳ごろ。先代・傅三郎さんのもとに戻られてからでした。

「若いころから、親父の仕事を見ていましたから、何とかできそうな気もしたのですが肝心なところは分からないんですよ。周りの職人も教えてくれません。間違っているのを見ていても、何も言わない。自分が間違いだと分かって身をもって学ぶわけです。技は盗むものだというのを勉強しましたね」

手づくりの椅子の良さは、手のかけ方が違う分、出来上がりの風合いに表われると平井さん。「座る人が居心地のいい椅子をと考えてつくりますからね」つくり手の真心が込められたかくし味かもしれません。また「伝統工芸には見えない部分にも手が入っていますから、一見しても分かりにくいものなんですね。先人たちの経験が巧みな工夫となって形になっているんです」とも。

伝統的なフォルムを持った椅子から斬新なデザインのものまで手がける平井さん。椅子づくりにかける情熱は続きます。

 
椅子 日本で最初に椅子がつくられたのは、江戸時代末期。初代アメリカ公使ハリスが、港区の大工につくらせたものがはじまりといわれています。




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